ニッケルクロム(三価クロム)|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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鉄製レールの前処理と治具跡に注意してニッケルクロム(三価)メッキ

ニッケルクロム(三価クロム)
鉄製レールの前処理と治具跡に注意してニッケルクロム(三価)メッキ
  • 加工内容

    素材 鉄(鋳物)
    めっきの種類 ニッケルクロム(三価)
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 装飾性・耐食性
    地域 大阪市
    業界 印刷メーカー
    使用用途 レール
    製品のサイズ 79.4mm×79.4mm×10mm
    数量 1ロット 200個
  • 今回の加工事例

    今回は、ホームページを見て問い合わせてきた新規のお客様からのご依頼で、鉄製のレールにニッケルクロム(三価)メッキを行った事例です。 お客様は、大阪市の印刷メーカー様で、レールへのメッキを三価クロムで指定されてのご依頼でした。 その他のご要望として、「重厚間があるメッキにしたい」というお話でしたので、実際の製品にサンプル付けして確認していただきました。

    前処理を行った鉄製のレールをニッケルクロム(三価)メッキで重厚感がある仕上がりに

    印刷メーカー様からの「重厚感があるメッキ」というものがどういう仕上がりかについては、以前に別のところでメッキしたレールも見せていただくことで確認しました。 その上で、植田鍍金での三価クロムのメッキであれば色合いなどから重厚感が出せると考えました。 鉄製のレールそのものはニッケルクロム(三価)メッキを行う中で、以下の点について注意してメッキ処理を行いました。
    • 前処理の段階で黒皮を剥がす
    • 治具跡が出ないようにメッキ処理
    黒皮があるとメッキ処理のときに密着不良が起こるため、前処理の段階できれいに剥がしておく必要があります。 また、鉄製レールの形状からメッキ加工を行う際に、吊るところがありませんでした。 しかし、レールに治具跡を出さないようにする必要があったため、治具跡を出さないように工夫して、ニッケルクロム(三価)メッキを行いました。 その他、レールの切断面はきれいでしたので、特に研磨などは不要でした。

    新規のご依頼はメッキの仕上がりの確認後に発注していただくことも可能

    今回の鉄製レールへのニッケルクロム(三価)メッキのご依頼は、ホームページからお問い合わせをいただいた新規のお客様からでした。 新規のご依頼については正式な発注をいただくまでに、以下のような流れを行う場合が多いです。
    1. 問い合わせ
    2. 既製品を送っていただく
    3. 見積もり
    4. サンプル付け(有償)
    既製品がない場合は不要ですが、実際にご依頼いただく製品へのサンプル付けを行ってからメッキの仕上がりを確認していただく場合もあります。 なお今回は、サンプル付けを行った結果、植田鍍金のニッケルクロム(三価)メッキがお客様のご希望通りの重厚感がある仕上がりだったため、正式に注文があったと考えています。 また、この流れで1ロット200個の鉄製レールにニッケルクロム(三価)メッキを行い、約2週間で納品しています。 鉄製のレールのニッケルクロム(三価)メッキについてのご相談は植田鍍金へ
  • ギャラリー

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    ニッケルクロム(三価)でメッキした鉄製レール

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