鉄製ボルト1,200個を膜厚5ミクロンの無電解ニッケルメッキ処理
無電解ニッケルメッキ
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加工内容
素材 鉄 めっきの種類 無電解ニッケルメッキ めっきの研磨工程 なし めっきの性質 耐食性・均一性 地域 大阪市 業界 金属加工メーカー 使用用途 ボルト 製品のサイズ M16×55mm 数量 1ロット 1,200個 -
今回の加工事例
今回は、ホームページを見て、無電解ニッケルメッキの問い合わせをいただいた大阪市の金属加工メーカー様のご依頼で、鉄製のボルト1,200個に無電解ニッケルメッキ処理を行った事例です。 もともとのお問い合わせは、鉄製のボルトではなく別の製品で、見積もりをすすめていましたが、「鉄製のボルトへの無電解ニッケルメッキ処理を短納期でやってほしい」という依頼があり、先に対応することになりました。 これは、ご依頼いただいた金属加工メーカー様のお客様のところで、急いで無電解ニッケルメッキ処理を行った鉄製のボルトが必要となっていたためのようで、当初は別のメッキ業者に依頼を出していたようですが、納期が間に合わないため、植田鍍金に依頼がきたとのことです。無電解ニッケルメッキの処理で鉄製のボルトのネジ部分に傷が付かないように配慮
今回の鉄製ボルトへの無電解ニッケルメッキ処理は難しいものではありませんでしたが、極力、ボルトのネジ部分に傷が付かないように注意を払ってメッキ処理を行いました。 ボルトなどの製品はほとんどが機械などの部品として使用されるため、通常、このネジ部分の傷の有無についてはあまり気にしないことの方が多く、お客様からも特にご要望などがあったわけではありませんが、無電解ニッケルメッキ処理を行う中で、傷が付かないように処理した方が作業の効率も良いと判断し、ボルトを丁寧に扱うようにしました。無電解ニッケルメッキの膜圧 を5ミクロンでお客様のご要望通りに対応
ご依頼の鉄製ボルトの無電解ニッケルメッキは、膜圧が5ミクロンになるように加工しています。 これはお客様からのご要望があったためですが、しっかりとした精度でメッキ処理することができました。 お客様や製品によっては膜圧10ミクロンなど、5ミクロン以外のご依頼をいただくことも多いですが、植田鍍金での長年の技術や経験で、お客様のご要望どおりの膜圧でメッキ処理することが可能です。 また、納期に関しても、短納期というご要望でしたが、間に合うように無電解ニッケルメッキ処理を行うことができ、メッキ処理したボルトはお客様が直接取りに来られましたので、直接納品させていただきました。 ご依頼いただいた金属加工メーカーの担当者様は、お客様からの依頼通りに間に合うようにと考えて、植田鍍金へ依頼されたとのことでしたので、お客様のご要望通りの膜圧で無電解ニッケルメッキ処理して、短納期でも対応できたため、お客様にも納得していただけたと思います。 鉄製ボルトの無電解ニッケルメッキ処理での膜圧や納期についてのご相談は植田鍍金へ -
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