無電解ニッケルメッキ|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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鉄製のテンション軸に打痕傷を付けずに無電解ニッケルメッキ 東大阪市

無電解ニッケルメッキ
鉄製のテンション軸に打痕傷を付けずに無電解ニッケルメッキ 東大阪市
  • 加工内容

    素材
    めっきの種類 無電解ニッケルメッキ
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 耐食性・均一性
    地域 東大阪市
    業界 金属加工メーカー
    使用用途 テンション軸
    製品のサイズ 径15mm×71mm
    数量 1ロット 170個
  • 今回の加工事例

    今回ご依頼のお客様は、以前から無電解ニッケルメッキの案件を何件かいただいている東大阪市の金属加工メーカー様です。 メッキ自体のご依頼は、これまでと同じく無電解ニッケルメッキでしたが、製品についてはこれまでとは違い、鉄製のテンション軸でしたので、新たに見積もりを行い、対応させていただきました。  

    鉄製のテンション軸の無電解ニッケルメッキ加工でのポイントは冶具跡と打痕傷

    この鉄製のテンション軸を無電解ニッケルメッキで加工する際に注意を払ったのは以下の2点です。  
    • 冶具跡を出さない
    • 打痕傷をつけない
      当たり前のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、メッキ加工する際に、冶具の跡を残さないようにするためには工夫が必要です。 また、打痕傷についても、製品を丁寧に扱わないとすぐに傷になってしまいますので、十分に注意する必要があります。  

    無電解ニッケルメッキ時にテンション軸に冶具跡を出さないように工夫

    ご依頼の鉄製のテンション軸は、中が空洞ではなく、1本の棒のようになっていて、表面の加工も穴ではなく浅く凹んでいるような状態でした。 通常、無電解ニッケルメッキで加工する際は、対象の製品を吊ってメッキ加工しますが、今回のテンション軸は吊るところがなかったため、いろいろと考えて冶具跡が出ないように無電解ニッケルメッキで加工しました。  

    メッキ加工の工程の中でテンション軸に打痕傷がつかないように配慮

    無電解ニッケルメッキで加工した際に 冶具跡が出ないようにするためには技術的な工夫が必要ですが、テンション軸本体に打痕傷がつかないようにするためには、製品そのものの取り扱いに気をつける必要があります。 打痕傷は、製品同士がぶつかってできる場合が多く、大量の製品を一度に扱う場合に特につきやすくなりますが、製品そのものはお客様からお預かりしている大切なものですので、打痕傷が出ないようにするのは当然のことと考えています。 今回の鉄製のテンション軸でも、無電解ニッケルメッキでどれだけきれいに加工できたとしても、打痕傷がついていたらお客様も気にされるかもしれませんので、植田鍍金では製品のメッキ処理のときも、運ぶときも細心の注意を払って対応しています。  

    1000個くらいのテンション軸への無電解ニッケルメッキでも1週間程度で納品

    今回のテンション軸のご依頼では、お客様が急がれてたということもあり、短納期で納品させていただきましたが、1ロット170個という数だったから対応できました。 仮に、1000個のテンション軸への無電解ニッケルメッキ加工であれば、約1週間で納品することができますので、製品へのメッキ後に残る冶具跡や打痕傷に悩まれている場合は一度ご相談いただければと思います。   鉄製テンション軸の無電解ニッケルメッキ時の冶具跡や打痕傷についてご相談は植田鍍金へ
  • ギャラリー

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    打痕傷なしで無電解ニッケルメッキ処理した鉄製のテンション軸

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