ニッケルクロム(三価クロム)|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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検査機器の部品を試作なしでメッキ加工して納期短縮 八尾市

ニッケルクロム(三価クロム)
検査機器の部品を試作なしでメッキ加工して納期短縮 八尾市
  • 加工内容

    素材 真鍮
    めっきの種類 ニッケル・クロム(三価)
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 装飾性・耐食性
    地域 八尾市
    業界 検査機器メーカー
    使用用途 検査機器部品
    製品のサイズ 25mm×31mm
    数量 1ロット 150個
  • 今回の加工事例

    今回は、摩擦テストを行う検査機器で使用される真鍮製の部品にニッケルクロムメッキ加工を行った事例です。   以前より、検査機器の部品への三価クロムによるニッケルクロムメッキのご依頼を継続的にいただいている検査機器メーカー様から、新しい部品に対して、これまでと同様に、三価クロムによるニッケルクロムメッキのご依頼がありました。   お問い合わせをいただいた時点で、すでにお客様の方の納期が迫っていて、お客様は短納期での対応を望まれていたため、試作(テストメッキ)を行わずにいきなり量産でニッケルクロムメッキ加工を行いました。  

    これまでのメッキ加工の経験を活かして試作なしで納期を短縮

    今回のご依頼の部品は、お客様にとっても新商品の部品でしたので、植田鍍金でメッキ加工を行うことは初めてでした。 このような初めてメッキを行う製品を扱う場合、いくつかの製品に対して試作を行ってから、量産に入るというのが本来の工程ですが、お客様が希望された納期に間に合わせるため、試作を行わないことを選択しました。   もちろん、試作を行わないことによって、お客様が望まれている精度でメッキが仕上がらないリスクやメッキ不良が出る可能性もありますので、ただ単純に試作の工数を減らして納期を短縮したわけではなく、以下の2点を考慮しています。  
    • ご依頼の真鍮製の部品の形状が複雑ではなかった
    • これまで培ってきた植田鍍金のメッキ業務の技術や経験
      ニッケルクロムメッキを行う真鍮製の部品の形が四角形で、メッキ加工を行うには難しくない形状だった点と、その形状からどのように処理すれば、メッキ不良を出さずにメッキ処理できるかをこれまでのノウハウから判断できたため、最初から量産でメッキ加工を行いました。 なお、納品に関しては、お客様のご要望通り、ご依頼をいただいてから2日で納品していますが、他の仕事の調整ができたこともあり、2日での対応可能でした。  

    お客様から厚い信頼をいただいている植田鍍金の三価クロムによるニッケルクロムメッキ加工

    お客様は、別のメッキ加工会社でメッキした検査機器の部品のサンプルを持ってこられていましたが、その部品のメッキは三価クロムを使用したものではありませんでした。 これは、そのメッキ加工会社さんが三価クロムを扱っていなかったためと考えられますが、お客様からの最初のご依頼で、三価クロムでのニッケルクロムメッキ処理した機械部品を納品させていただいた際に、「今後、三価クロムは植田鍍金にお願いする」と言っていただいていて、継続的にいろいろな部品について三価クロムのニッケルクロムメッキのご依頼をいただいています。   今回も、この事例で取り上げた真鍮製の部品以外にも、同じ摩擦テストをする機器に使われる4種類の部品に対して、三価クロムによるニッケルクロムメッキ加工のご依頼を同時にいただきました。   試作なしでの対応は、複雑な形状でなければできますが、どのようなメッキ不良が出るか分かりません。 また、メッキ不良が出ても納期的にもやり直しができなかったため、メッキ不良を出さないように丁寧にメッキ加工を行っています。   機械部品のメッキ加工の納期短縮についてのご相談は植田鍍金へ
  • ギャラリー

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    試作せず短納期でメッキした検査機器の部品

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