ニッケルクロムメッキした真鍮製の部品を研磨して再メッキ 八尾市
ニッケルクロム(三価クロム)
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加工内容
素材 真鍮 めっきの種類 ニッケル・クロム(三価) めっきの研磨工程 なし(写真) #400仕上げ研磨を追加 めっきの性質 装飾性・耐食性 地域 大阪府八尾市 業界 検査機器メーカー 使用用途 回転部 製品のサイズ 外径45mm×25mm 数量 1ロット 60個 -
今回の加工事例
今回は、真鍮製の回転部品に三価クロムによるニッケルクロムメッキ加工を行った事例です。 2~3年ほど前に最初のご依頼を頂いて以来、いろいろな部品に対してのニッケルクロムメッキや無電解ニッケルメッキの取引が続いている検査機器メーカー様からのご依頼でした。 お客様から三価クロムによるニッケルクロムメッキのご指定があり、対応しましたが、納品後に「#400仕上げの研磨をしてほしい」とのご依頼がありました。 そのため、ニッケルクロムメッキで加工した真鍮製の回転部品に対して、#400仕上げで研磨を行い、ニッケルクロムメッキでの再メッキを行っています。試作段階の真鍮製の部品へのニッケルクロムメッキのご依頼
ご依頼頂いた数量は、1ロット60個とこれまでのご依頼の中では比較的少なめでしたので、回転部品そのものはまだ試作段階で、メッキのご依頼も回転部品に対してニッケルクロムメッキで加工した場合、どのような仕上がりになるのかを確認するためのものだったと思います。 回転部品の形状や大きさ、真鍮製という素材など、これまでの経験やノウハウを活かしてニッケルクロムメッキ処理を行っていますので、特別に難しいといった点もなく、お客様の納期通りに納品させて頂きました。 このような試作品へのメッキも含めて、三価クロムによるメッキについては全て植田鍍金にお任せ頂いています。 また、これまでの何度もご依頼を頂いていますので、事前の打ち合わせなどを行わず、直接、植田鍍金まで製品を持ってきていただき、三価クロムでメッキのご依頼を頂いています。納品した真鍮製の部品に追加で研磨のご依頼
ニッケルクロムメッキ加工を行い、納品させて頂いた回転部品ですが、納品後にお客様からの追加のご依頼で、#400での研磨を行うことになり、同じ回転部品に対して、#400仕上げの研磨を行ってから再度、ニッケルクロムメッキすることになりました。 #400で研磨することにより、切削目が消え、光沢が変わってきます。 真鍮製の回転部品がまだ試作段階で、お客様もいろいろ試してみたかったのかもしれません。 すでにメッキが施されている製品に対して再メッキを行うときには、メッキの密着不良が一番注意点ですので、密着不良を起こさないように注意してニッケルクロムメッキで加工しました。 その他、装飾ものでも生地が荒れを起こさないように注意して再メッキを行っています。 なお、#400仕上げの研磨は、回転部品の外周部分に施しましたが、写真は最初の納品時のもので研磨なしでニッケルクロムメッキした状態ですので、最終的に納品した状態とは違いがあります。 数量が1ロット60個ということもあり、最初のニッケルクロムメッキのご依頼から再メッキまでを約1週間で仕上げています。 真鍮製の回転部品への研磨やニッケルクロムメッキのご依頼は植田鍍金へ -
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