ニッケルクロム(三価クロム)|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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真鍮のウエイト(試作品)にニッケルクロムメッキ 八尾市

ニッケルクロム(三価クロム)
真鍮のウエイト(試作品)にニッケルクロムメッキ 八尾市
  • 加工内容

    素材 真鍮
    めっきの種類 ニッケル・クロム(三価クロム)
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 装飾性・耐食性
    地域 八尾市
    業界 測量機器メーカー
    使用用途 ウエイト(試作品)
    製品のサイズ 外径100mm×75mm
    数量 1ロット 30個
  • 今回の加工事例

    今回は、真鍮のウエイトにニッケルクロムメッキを行った事例です。 以前から取引している会社さんから、「新商品として開発中の真鍮製のウエイトにニッケルクロムメッキをしてほしい」とのご依頼があり、真鍮で作られたウエイトの試作品に対して、三価クロムを使用したニッケルクロムメッキの加工を行いました。

    試作品へのメッキと製品へのメッキの違い

    植田鍍金では、開発段階の試作品と販売前の製品のどちらのメッキ加工もお受けしていますが、以下の2点の違いがあります。
    • 1ロットの数が違う
    • メッキの種類を変えていろいろなパターンを試す
    まず、1ロットあたりの数は、部品等の製品の場合、100~1,000単位も多く、1万個になることもあります。 これが、試作品の場合は、メッキができるか、どのような仕上がりになるのかを確認することが目的になりますので、今回もお客様は、30個の真鍮のウエイトにニッケルクロムメッキで加工した場合の仕上がりを確認されました。 また、メッキの種類についても、製品の場合は1,000個単位であっても全て同じようにメッキ処理が行われることが求められますが、試作品の場合は、一部はニッケルクロムメッキで加工して、残りは無電解ニッケルメッキを試す等、いろいろなメッキで加工されて仕上がりを確認されることもあります。 今回のご依頼では、全てニッケルクロムでのメッキのご依頼でしたので、30個の真鍮のウエイト全部に同じようにニッケルクロムメッキで加工しました。 ちなみに、植田鍍金では、三価クロムを使用してニッケルクロムメッキを行っています。 特定有害物質の六価クロムに対して三価クロムは、装飾性だけでなく、安全性や環境性にも優れているためですが、お客様の中にも、三価クロムでメッキを依頼されている方もいらっしゃいます。 近年では、メッキ加工を行う側だけでなく、依頼されるお客様も環境等に配慮してされていると思います。

    メッキ加工の前から傷をつけないように真鍮の製品の取り扱い

    真鍮のウエイトは、1~2kgと重量がある製品でしたので、取り扱いには注意しました。 このような製品は、1回でもどこかにぶつけてしまうと、傷がついて商品としてダメになってしまいます。 当然、傷がついたからといってメッキをし直しても、その傷をカバーすることはできず、誤魔化しは利きません。 試作品でもお客様からお預かりしているものですので、材質に傷をつけないように丁寧に扱っています。 今回のお客様からはこれまでにも、いろいろな試作のご依頼を頂いていて、「植田鍍金に依頼すれば何とかしてくれる」と思って頂いているのではないかと思います。 このように、試作品でも製品と同じように対応しています。 真鍮へのニッケルクロムメッキのご依頼は植田鍍金へ
  • ギャラリー

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    ニッケルクロムメッキ加工した真鍮のウエイト

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