ニッケルメッキ|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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パソコンラックへのメッキ加工 医療機器メーカー

ニッケルメッキ
パソコンラックへのメッキ加工 医療機器メーカー
  • 加工内容

    素材
    めっきの種類 ニッケルメッキ
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 装飾性・耐食性
    地域 大阪府八尾市
    業界 医療機器メーカー
    使用用途 パソコンラック
    製品のサイズ 250mm×290mm
    数量 1ロット 100台
  • 今回の加工事例

    「パソコンラックへニッケルをめっきしてほしい」

    今回のお客様は大阪府八尾市にある医療機器メーカーのお客様です。こちらのお客様とのお付き合いは5年ほど、今ではメッキ加工から研磨(ヘアーライン加工)まで幅広くお取引させていただいています。さて、今回ご依頼いただいた製品は、パソコンラックへのメッキ加工でした。「一部品といえども、傷をつけぬように取り扱いには注意して欲しい」とのご要望でした。

    パソコンラックにメッキ加工をするための3つの注意点

    取り扱いを注意したパソコンラックにメッキ加工した上で、注意したことは3点です。

    パソコンラックの角がメッキ不良をおこさないこと

    1つ目がメッキ不良(かぶり)をおこさないことです。今回のニッケルメッキは電気メッキという方法で、メッキ加工を行いました。電気メッキは電流を流すことでメッキを施す手法です。しかし、電気めっきは高い電流が流れる部分(高電流部分)はかぶりやすいのです。かぶりとは、めっき業界の用語で「めっきの表面がただれて盛り上げり、めっきがはがれてしまう現象」をさします。特に角の多い製品はかぶりやすいため、注意が必要です。今回のパソコンラックも多くの角があり、大変かぶりやすい形状にありましたが、長年の経験から微妙な電流の調整を行い、写真の通り、綺麗に仕上げました。

    パソコンラックの組み立てに影響しない膜圧に調整すること

    2つ目の注意点はめっきの膜圧の調整です。膜圧とは、めっきの厚みを表す言葉です。どれぐらいの膜圧でめっきをつけるかによって、その製品の耐久性が変わります。今回のパソコンラックは大きな台の中に入る部品の一部だと伺っていました。そのため、最低限の耐久性を確保しつつ、組み立てに支障がないように7~10ミクロンで、ニッケルのメッキ加工を行いました。

    薄いパソコンラックにあわせて、治具のかけ方を工夫すること

    3つ目の注意点は薄いパソコンラックが曲がらないように治具のかけ方を工夫することです。今回のパソコンラックは大きさに対して、比較的薄い製品でした。そのため、治具(製品をめっき液につけるときに使う金具)をかける際に、薄いパソコンラックが曲がってしまわないように、かけ方に一工夫をいたしました。 大阪府でのパソコンラックへのメッキ加工なら、植田鍍金までご相談ください。
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