ニッケルクロム(三価クロム)|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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重さ25キロの試験器具への三価クロムのメッキ加工

ニッケルクロム(三価クロム)
重さ25キロの試験器具への三価クロムのメッキ加工
  • 加工内容

    素材 真鍮
    めっきの種類 三価クロム
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 装飾性・耐食性
    地域 大阪府八尾市
    業界 試験機器メーカー
    使用用途 パランサ(試験器具)
    製品のサイズ 外径75~110mm×50~300mm
    数量 1ロット  16台
  • 今回の加工事例

    今回のご注文は、八尾市にある試験機器メーカーのお客様です。月2回ほど、試験器具を中心に小ロットでご注文いただきます(試験器具の過去の製作事例「試料ホルダーへの三価クロムのメッキ加工~八尾市~」)。今回は「特急で仕上げてほしい、納期は2日でお願いします」とのご依頼でした。

    重さ25キロ、重量のある試験器具

    今回の試験器具の特徴は、様々な重さの製品があったことです。5キロ、10キロ、13キロとなり、一番重い試験器具で25キロほどの重さがありました。

    重量のある試験器具をメッキ加工する際の注意点

    重量のある製品をメッキ加工する際の第一の注意点は「傷をつけないこと」です。試験器具を傷のない状態でメッキ加工を行うために、メッキ加工前、メッキ加工中、梱包の3段階で下記の注意を払いました。

    メッキ加工前

    重たい製品の場合、こつんと当たっただけでも傷がついてしまう場合があります。運搬で運ばれている間に製品に傷がついてしまうことも少なくありません。そのために、今回は試験器具が弊社に搬入された段階で、試験器具に傷がないか、ひとつひとつ入念な目視での検査を行いました。

    メッキ加工中

    メッキ加工中の注意点は、メッキ加工中に傷をつけないことです。特に重みがある製品の場合、自分では「これぐらい大丈夫」と思っても、設置の際に、誤って傷をつけてしまう場合があります。その為、重さのある試験機器は念のため2人体制で運搬・作業を行いました。また、重量のある製品には特殊な治具も必要となります。今回はお客様にご事情をお話した上で、この試験器具専用の治具を作成していただきました。

    メッキ加工終了後

    メッキ加工終了後に気を配ったことは、製品の梱包作業です。先ほどメッキ加工前の箇所でも申し上げたように、重い製品はそれだけ傷がつきやすい傾向にあります。その為、搬送のために、ダンボール製のクッション材を入念に詰めて、運搬中でも試験器具に傷がつかないように配慮いたしました。 重量のある金具の器具へのメッキ加工も引き受けます。大阪での試験器具へのメッキ加工なら植田鍍金までお気軽にご連絡ください。
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