ブラケットの特性と用途に応じた無電解ニッケルメッキ加工
無電解ニッケルメッキ
-
加工内容
素材 鉄 めっきの種類 無電解ニッケルメッキ めっきの研磨工程 なし めっきの性質 装飾性 耐食性 地域 大阪府東大阪市 業界 検査機器メーカー 使用用途 ブラケット 製品のサイズ 100mm×100mm×75mm 数量 1ロット 6台(その他10点) -
今回の加工事例
東大阪市の検査機器メーカー様よりご依頼いただいたブラケットの無電解ニッケルメッキ加工についてご紹介いたします。こちらのお客様はメッキ加工業者をお探しで、弊社のホームページをご覧になりお問い合わせくださいました。品物の特性と用途に応じた加工のご提案
お客様のご指定では、無電解ニッケルメッキにて膜厚が5μmでしたが、品物に均一に5μmの膜厚での加工となると無電解ニッケル加工となり、コスト高になってしまいます。そのため、無電解ニッケルメッキ加工にて、求められている装飾性や耐食性を満たすような膜厚とすることをご提案いたしました。 無電解ニッケルメッキ加工の場合、こちらのブラケットの折れ曲がっている四隅の部分にメッキがつきずらく、他の箇所の半分以下の膜厚となるため、メッキが薄いことにより錆びやすくなります。一方で、膜厚に厚みが出てしまうと、組み立てに支障が生じる可能性があります。 そこで、四隅については錆びない程度の膜厚とし、また、その他の箇所の膜厚が組み立ての支障にならないように5μm~10μmの間で調整いたしました。黒皮がついたままの品物も対応可能
こちらのブラケットは鉄素材で黒皮がついたままでしたので、前処理でしっかりと除去してから、メッキ加工をいたしました。 今回は通常納期である1週間ほどで納品いたしましたが、お客様は仕上がりにご満足いただき、リピートでのご依頼もいただいております。 植田鍍金工業では品物の用途・特性に応じた最適なメッキ加工をご提案いたします。メッキ加工についてのご相談があれば、是非、弊社にお問い合わせください。 →品物の特性と用途に応じた無電解ニッケルメッキ加工 -
ギャラリー