ニッケルメッキ|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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支持板のニッケルメッキ処理|原因のわからなかったメッキ不良を解決

ニッケルメッキ
支持板のニッケルメッキ処理|原因のわからなかったメッキ不良を解決
  • 加工内容

    素材
    めっきの種類 ニッケルメッキ
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 装飾性・耐食性
    地域 寝屋川市
    業界 金属加工メーカー
    使用用途 支持板
    製品のサイズ 30mm×25mm
    数量 1ロット 500個
  • 今回の加工事例

    今回は、寝屋川市の金属加工メーカー様からのご依頼で、鉄製の支持板500個にニッケルメッキ処理を行った事例です。 当社のホームページをご覧になってお問い合わせ頂き、メッキ不良に悩まされているというご相談でした。

    ニッケルメッキ処理後のメッキ不良に悩まれてご依頼

    ご依頼頂いたお客様は、従来から他のメッキ処理業者に鉄製支持板のニッケルメッキ処理を依頼してきましたが、納品後のメッキ不良に悩まされていらっしゃいました。 製品同士の重なりや脱脂処理の不足など、当該メッキ処理業者が考えうる原因については対策をお願いし続けましたが、改善が見られず原因が特定できずにいました。 そこで、メッキ不良の改善にも実績のある当社へ、一度メッキ処理してほしいとのことでご依頼頂きました。

    メッキ不良が起こらないよう原因を突き止めてニッケルメッキ処理

    ニッケルメッキの処理工程の中でも、まずは前処理工程を疑いました。 ニッケルメッキの大まかな工程は下記の通りです。 ≪ニッケルメッキの処理工程≫
    1. 汚れや油を取るための脱脂処理
    2. さびを除去するための酸洗い処理
    3. ニッケルメッキ処理
    処理工程の中でも、よくメッキ不良の問題になりやすい「1.汚れや油を取るための脱脂処理」「2. さびを除去するための酸洗い処理」の工程上に原因がないかどうか、じっくりと観察しました。 すると、酸洗い工程で塩酸を使用する際に、メッキ不良が起きる原因があることを突き止めることができました。 同じ鉄製の製品であっても素材や加工法によっては、通常のメッキ処理では処理しきれない場合があるので、その点を把握しながらメッキ不良を防ぎました。 原因が判明した後は、塩酸処理工程で処理温度や時間などを調整することで、無事メッキ不良なく、ニッケルメッキ処理を施すことに成功しました。

    メッキ不良にお困りの方へも短納期で対応

    今回は「メッキ不良の原因を突き止め、求める品質の製品を納入してほしい」というお客様からのご希望が強く、納期について特段お急ぎではありませんでした。 ただ、製品が1ロット500個と小ロットであったこともあり、注文から3日後には納品させて頂きました。 メッキ不良はさまざまな原因が考えられるため、解決するためには長年の培ってきた経験やノウハウがで必要となります。 今回のニッケルメッキの他にも、無電解ニッケルメッキ、ニッケルクロムメッキ(三価)などメッキ不良への対応や、さまざまな種類の素材から発生するメッキ不良への対応経験も豊富にございます。 メッキ不良にお困りの方は、ぜひ一度植田鍍金工業までお問い合わせください!
  • ギャラリー

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    ニッケルメッキ処理した鉄製の支持板

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