鉄製ボルト5,000個のネジ山を潰さないように無電解ニッケルメッキ処理
無電解ニッケルメッキ
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加工内容
素材 鉄 めっきの種類 無電解ニッケルメッキ めっきの研磨工程 なし めっきの性質 耐食性・均一性 地域 東大阪市 業界 金属加工メーカー 使用用途 ボルト 製品のサイズ 15mm×70mm 数量 1ロット 5,000個 -
今回の加工事例
今回は、東大阪市にある金属加工メーカー様からのご依頼で、鉄製のボトル5,000個を無電解ニッケルメッキ加工を行った事例です。 以前から研磨での取引があった金属加工メーカー様から、鉄製ボルトに無電解ニッケルメッキをしてほしいとのご依頼があり対応しました。 この金属加工メーカー様は、植田鍍金が無電解ニッケルメッキをやっているのを知っていて、納期がないとの理由もあり、直接ボルトを持って来られました。鉄製ボルト5,000個のネジ山を潰さないように注意して無電解ニッケルメッキ処理
今回の鉄製ボルトのネジ山は特殊な形状でしたが、無電解ニッケルメッキ処理自体はそれほど難しいものではありませんでした。 それでも、ボルトをメッキ加工した後でネジ山が潰れてしまうと、製品として使用できなくなってしまいますので、メッキ処理によってネジ山が潰れないように丁寧にメッキ処理を行いました。お客様指定の膜厚とメッキ不良を起こさないように鉄製ボルトをメッキ処理
鉄製のボルトの無電解ニッケルメッキ処理については、ネジ山を潰さないようにしただけでなく、以下の2点にも注意しました。- 膜厚を5ミクロンにすること
- メッキ不良を起こさないようにすること
メッキ処理を行う製品の サンプルや図面があればだいたいの納期は判断できる
ご依頼の金属加工メーカー様は、メッキ加工を急がれていたようで、ご指定の納期も短納期でした。 ご依頼いただいた際に、サンプルを持って来られていたので、実物のボルトを確認して対応できると判断し、無電解ニッケルメッキ処理を行いました。 このように、メッキ処理を行う製品のサンプルだけでなく、図面が見られる状態であれば、見積もりの段階であっても短納期で対応可能か判断することができます。 納品後のお客様からのお声はいただいてはいませんが、無電解ニッケルメッキについて次の製品のご依頼もいただいていますので、仕上がりにも納得いただけたことと思います。 鉄製ボルトの無電解ニッケルメッキ処理時のネジ山についてのご相談は植田鍍金へ -
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