無電解ニッケルメッキ|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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無電解ニッケルメッキで不良が出ないよう前後処理を徹底 

無電解ニッケルメッキ
無電解ニッケルメッキで不良が出ないよう前後処理を徹底 
  • 加工内容

    素材
    めっきの種類 無電解ニッケルメッキ
    めっきの研磨工程 なし
    めっきの性質 耐食性・均一性
    地域 大阪府藤井寺市
    業界 食品加工機メーカー
    使用用途 プーリー
    製品のサイズ 外径110mm×40mm
    数量 1ロット 50個
  • 今回の加工事例

    今回は、鉄製のプーリーに無電解ニッケルメッキ処理を行った事例です。   数十年来の取引があり、これまでにもいろいろな部品のメッキのご依頼を頂いていた食品加工機メーカーさんから、「食品加工機の新しい機種に使用するプーリーに無電解ニッケルメッキしてほしい」とのご依頼があり、無電解ニッケルメッキでの加工を行いました。   プーリーは、滑車として使用される部品の1つですが、今回ご依頼頂いたプーリーは、タイミングプーリーで、ただの滑車ではなく、横に溝が入っているタイプでした。 このタイミングプーリーに無電解ニッケルメッキで加工する際に、メッキ不良が発生しないように前処理や後処理の工程にも注意してメッキしています。  

    膜厚の均一性の精度を求められたお客様が無電解ニッケルメッキを選択

    これまでのお客様からのご依頼でプーリーへのメッキ加工は行っていましたが、今回はお客様からのご指定で、鉄製のタイミングプーリーに無電解ニッケルメッキを行いました。   タイミングプーリーには、高い精度でのメッキの膜厚の均一性が必要となるため、お客様が無電解ニッケルメッキを選択されたと考えられます。 ご依頼頂いたタイミングプーリーに対しても、5ミクロンの膜厚に±1ミクロンの精度を狙って無電解ニッケルメッキ処理を行いました。  

    メッキ不良が出ないように無電解ニッケルメッキの前後の処理も丁寧に対応

    タイミングプーリーには、袋状のネジ穴があり、そのネジ穴に切削加工等の際に使用した切削油が残っていると、メッキがのらないといったメッキ不良が発生するため、油を残さないように前処理を行う必要がありました。   また、無電解ニッケルメッキで加工した後も、乾燥しにくいネジ穴の中をしっかり乾燥させる等の丁寧な後処理を行いました。   このように、前処理や後処理でどのような処理を行うとメッキ不良が起こらないかについては、これまで培ってきた植田鍍金でのメッキ加工の経験から、実際にメッキ処理を行う部品を見て判断しています。   なお、今回のタイミングプーリーの無電解ニッケルメッキについては、1ロット50個を約1週間で納品させて頂きました。 長年の取引があるお客様からのご依頼でしたので、詳細な内容について直接お聞きすることなく、まず頂いた図面からお見積もりを行い、正式にご発注を頂くという流れで対応しました。   また、サンプル付けも行うことなく、タイミングプーリーに無電解ニッケルメッキを行いましたが、メッキ不良も発生せずに、納品後も継続的にご依頼を頂いています。   メッキ不良を起こさない無電解ニッケルメッキのご依頼は植田鍍金へ
  • ギャラリー

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    鉄製のタイミングプーリーに無電解ニッケルメッキ

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