バフ研磨|三価クロム、無電解ニッケル、バフ研磨の植田鍍金工業株式会社

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ステンレス製カバーへの研磨 大阪府堺市

バフ研磨
ステンレス製カバーへの研磨 大阪府堺市
  • 加工内容

    素材 ステンレス
    めっきの種類 なし
    めっきの研磨工程 400番仕上げ
    めっきの性質 装飾性
    地域 大阪府堺市
    業界 産業機器メーカー
    使用用途 カバー
    製品のサイズ 4000mm×200mm×200mm
    数量 1ロット 10台
  • 今回の加工事例

    今回のお客様は、大阪府堺市にある産業機器メーカー様です。3年前に異業種交流会で知り合ったことをきっかけに、研磨やメッキのお仕事をいただくようになりました。いただくお仕事の多くはカバーへの研磨処理です。単品のご注文が多く、今回も10台という小ロットでのご依頼でした。

    ステンレス製カバーにくっきり残った溶接跡

    今回のカバーで気を配ったところは、カバーにあった溶接跡をいかに綺麗に磨き上げるかということです。このカバーは、上の蓋は1枚、側面は2枚のステンレスを溶接して作られています。その為、最初にお客様が弊社にカバーをお持込いただいた際は、2枚の板をつないだ溶接跡がカバーにくっきり残っていました。

    カバーの溶接跡を消す3工程研磨

    通常、研磨の回数は製品の傷や状態によって異なります。今回は溶接跡がくっきりと残っていたため、3工程(200番、250番、400番)にわけて、研磨しました。まず、200番の研磨でカバーに残った研磨跡を消しました。次に250番の研磨で、200番の研磨時についた研磨目を消しました。研磨目とは、研磨する際に残る表面の線模様のことです。今回の場合ですと、研磨目を消さずに、いきなり400番の研磨をかければ、200番の研磨目が残り、仕上がりが悪くなります。そのため、より上質な仕上がりを求めて、3工程にわけて研磨を行いました。

    くもった鏡のような光沢のカバーに仕上げて欲しい

    今回のお客様のご要望は「くもった鏡のような光沢」でした。何故なら、鏡のようにピカピカに研磨すると不都合が起きる製品だったからです。今回のカバーは工場に納品される産業機器の部品の一部です。もし、産業機器の一部のカバーが鏡のように光ってしまうと、光が反射するなど、大変危険です。そのため、美観性は保ちつつも、輝きはない400番で、研磨処理を行いました。 単品、小ロットの研磨処理も喜んで承ります。研磨の仕上がりもお客様のご要望にお応えします。大阪でのステンレス製カバーへの研磨処理なら、植田鍍金までお気軽にお問い合わせください。
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