窪みのある真鍮バーエンドへのニッケルクロムメッキ加工

• 加工内容

  素材	真鍮
  めっきの種類	ニッケル・クロム（三価クロム）
  めっきの研磨工程	なし
  めっきの性質	装飾性　耐食性
  地域	大阪府堺市
  業界	自動二輪部品メーカー
  使用用途	バーエンド
  製品のサイズ	外径34mm×40mm
  数量	1ロット　1000個

• 今回の加工事例

  堺市の自動二輪部品メーカー様よりご依頼いただいた真鍮製のバーエンドへのニッケルクロムメッキ加工（三価クロム）についてご紹介します。

  依頼のきっかけ

  こちらのお客様は以前からアルミ製の品物へのメッキ加工の発注をいただいていましたが、弊社が真鍮製の品物も扱っているということで新たにご依頼いただきました。

  メッキのつきにくい窪んだ箇所にもしっかりと加工

  バーエンドはバイクのハンドルの端に取り付ける部品で、アルミ製の部品の内側に取り付けます。そのため、まったく外観には影響がないのですが、錆びにくくなるなどの耐食性も求められており、メッキ加工が必要とのことでした。 窪んだ箇所についてはメッキがつきにくいので、注意して加工し、仕上がりについても重点的にチェックしました。 また、メッキをつける際に袋状の箇所に空気溜まりができないように配慮しました。 膜厚はニッケルが約10μm、クロムが約0.1μmとし、1ロット1000個を1週間ほどで仕上げました。 植田鍍金工業では鉄、アルミ、ステンレス、鋳物、真鍮、アルミダイキャスト、銅などのあらゆる金属へのメッキ加工について豊富な事例があります。どのような金属の品物でもぜひ一度弊社にご相談ください。 →窪みのある真鍮製の品物にもニッケルクロムメッキ加工

• ギャラリー

  

  メッキ加工後